息が出来ない！？恐ろしい痛風の原因は◯◯だった！

ある日突然激痛に襲われるーーー…

昨日までは普通に生活していたのに！
風が吹いただけでも痛い！
いや、じっとしていても痛い！！

どうしたらーー…！？！？

なんて恐ろしい事が
昨日まで笑顔で過ごしていた貴方にも
訪れるかもしれません。

これは痛風といって
足の指などの関節が酷く痛む病気なのです。

そして、
誰にでも起こり得る
とても身近なものでもあります。

今回は痛風の怖さ、
そして早期発見に繋がる遺伝子との関係についてお話していきたいと思います。

しっかりと知識を身につけ、
発症防止に努める事が大切です。

それでは見ていきましょう！

目次

・痛風とは？
・痛風の原因と恐ろしさ
・痛風の予防策
・痛風になりやすいのはどんな人？
・痛風は遺伝子検査でわかる！？

痛風とは？

体内で尿酸が過剰になると関節に溜まって結晶化します。
そしてそれが身体の様々な部分に沈着し、炎症を引き起こして腫れや痛みが生じるのです。

主に皮下・関節内・腎臓に沈着するのですが、

皮下に沈着すると痛風結節
関節内に沈着して発作を起こすと痛風関節炎

と言われます。

風がその炎症部分に吹き付けるだけで激しい痛みが走ることからこれを「痛風」と呼ぶようになりました。

息が出来ない程の激痛
とまで言われるくらいつらい症状なのです。

痛風の原因と恐ろしさ

痛風は遺伝的な物もありますが
20歳以上の男性に多いと言われています。

原因はプリン体の過剰摂取や過剰生成、排泄不全などです。
生活習慣の乱れによっても引き起こされます。

通常、不要なプリン体は分解されて尿酸になり、尿とともに排泄されます。

しかし、プリン体が過剰に作られたり尿酸が十分に排泄出来ずにいると身体の中の尿酸値は上がり蓄積されていくのです。

ビールなどのアルコールを摂取しすぎたり
プリン体が多く含まれる食品を食べすぎる事が
よく知られた発症要因の一つです。

“痛風鍋”と呼ばれるものがある事をご存知でしょうか。
この鍋には旬の牡蠣や白子、あん肝などが食材として使用されています。
なんとも美味しいのですが、プリン体の含まれている量がとんでもなく多いのでそう言われるようになりました。

鍋の名前になってしまうほど、
いつどこで誰がかかってもおかしくないくらい
痛風というものは、身近な病気なのです。

さらに痛風にかかる可能性の高い人は

︎高脂血症
︎高血圧症
︎肥満
︎糖尿病
︎心血管障害
︎脳血管障害

これらの合併が多いともされています。
なんとも恐ろしい病気です。

痛風の予防策

痛風を予防するにあたって、
一番重要なのはズバリ

生活習慣の改善

この一言に尽きます。

︎バランスの取れた食事
︎適度な運動

これらを意識するだけでも、変わってきます。

《バランスの取れた食生活》

食生活ではプリン体を多く含む食品は避けるのがベストでしょう。

●レバー
●うに
●めんたいこ

お酒と相性抜群の食べ物ですが、これらはプリン体が多く含まれる食品として知られています。

そして、アルコール飲料ではビールにプリン体が多く含まれている事が有名です。
その他のアルコール飲料にはごくわずかなプリン体しか含まれていませんが、プリン体は体内でアルコールを分解する過程で促進します。
ですので、過剰な摂取はやはり気をつけたいところです。

ビール：500ml
ウイスキー：60ml
日本酒：1合半

これくらいが摂取の際上限とされています。
この他、早食いや大食いも注意！

ショ糖や果糖は体内で尿酸を作る働きをします。
ですので甘い飲み物やお菓子の取りすぎにも気をつけたいところ。

野菜中心の食事をゆっくり味わい
丁寧に食べることが大切です。

この他、排尿で尿酸を体外に排出しやすくするためにお水を沢山飲むことも重要です。

理想は1日2リットル！
こまめな水分補給を心がけましょう。

《適度な運動》

エネルギーを一気に消耗するような運動は、尿酸の生成を促します。
ですので、激しい運動は控えるのがベスト。

ベンチプレスや100mダッシュのような激しい運動は、息を止めて行う方が多いと思います。
すると、無酸素運動となり、尿酸値上昇の原因に！

代わりにウォーキングや軽いジョギング、ダンス等といった有酸素運動を取り入れましょう。

痛風になりやすいのはどんな人？

そもそも、痛風になりやすい人とはどういう方なのでしょか。

日本における痛風の患者数は100万人以上になるといいます。

その多くが

︎肥満体型
︎20-50代男性
︎大食い or 早食い
︎肉好き
︎激しい運動をしている
︎お酒を日常的に沢山飲む
︎活動的
︎家族に痛風の人がいる

などの項目に複数当てはまります。
痛風予備軍の方も同様です。

だからこそ、日々の予防が大切なのです！

◎ 痛風は遺伝子検査でわかる！？

とはいえ、
毎日気をつけていても、痛風になってしまう方もいます。

特に家族に痛風患者がいる方は要注意！
実は痛風の遺伝的要因は１０〜１５％もあるのです！

痛風の親を持つ子供は痛風になりやすいと言われています。
親の生活習慣が、そのまま子供にも影響する可能性が高いことが原因です。

遺伝的要因×環境要因のダブルパンチで痛風を患う確率はぐんっと上がります。

少しでもそのリスクを減らす為にも、
自分がどれくらい痛風になる可能性が高いのか、
定期的に検査を行うことが重要です。

遺伝子を調べれば自分がどれだけの遺伝的要因があり、痛風になりやすいかが分かります。

そして痛風になりやすい体質であれば、
定期的な検査が必要不可欠です。

自分の体質を知ることはとても大切です。
自分を知ることで、
これから訪れる将来、健康で充実した毎日を送る事ができるのです。

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自分のかかりやすい病気を知り、
普段の生活から改善することが大切です。

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これを機に、自分の体質と向き合いましょう。

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