強度になると眼鏡では十分に矯正できないレベルにまで視力が低下。
そして失明などの視覚障害を引き起こす原因としても上位にランクインする「強度近視」。
「近視となにがちがうの?」と、聞き慣れない方も多いのではないでしょうか。
強度近視を改善するには、VEGF阻害薬と呼ばれる薬剤による治療を行います。
さらに網膜分離や剥離を伴う場合は、手術をしなければならなくなり、生活に大きな影響を与えます。
また、最悪の場合、失明するケースもあるのです。
そんな強度近視は環境要因のほかに、遺伝的要因があることが近年わかってきています。
今回は強度近視についての詳しい解説や近視との違い、そして強度近視を引き起こす要因、遺伝子検査について紹介します。
目次
・強度近視とは
・強度近視と近視の違い
・強度近視になりやすい生活習慣と予防方法
・強度近視と遺伝子検査
強度近視とは
近視には程度の分類があります。
①弱度近視(−3.0D以下の近視)
②中等度近視(−3.0Dから−6.0D以下の近視)
③強度近視(−6.0Dから−10.0D以下の近視)
④最強度近視(−10.0Dから−15.0D以下の近視)
⑤極度近視(−15.0Dを超える近視)
コンタクトレンズを普段から使っている方は「−3.0D」や「−6.0D」といった表記を見たことがあるかもしれません。
それは「ジオプトリー」と読み、レンズの屈折力の単位です。
そして強度近視は、③の−6.0Dから−10.0D以下の近視のことを指します。
また、近年この強度近視は環境要因のほかに、遺伝的要因が影響することがわかってきました。眼科での定期的な検診は、目にとって非常に大切なことです。日々の定期検診に加え、遺伝子検査を一度することもおすすめです。
強度近視と近視の違い
それでは近視と強度近視は何が違うのでしょうか?解説していきます。
[近視]
近視とは、焦点が網膜の前で合う状態のこと。
例えば、本や雑誌、コンピューター、スマートフォンを長い間見続けると水晶体が膨らんだままになります。
こうなると、近くのものはよく見えますが、遠くのものはぼやけて見える状態に。
眼底にさまざまな障害を引き起こす原因は、眼球の形が楕円のように前後に長く変型するためです。
[強度近視]
角膜の頂点から網膜までの長さを、眼軸長といいます。
強度近視ではこれが異常に伸長することで、眼球を覆っている網膜や脈絡膜などが過度に引っ張られて変型。
入ってきた光の焦点が網膜に合わなくなるので、ぼやけて見えます。
その結果、
などの症状が現れます。
そして前の項でも述べましたが、近年、この強度近視を引き起こす要因が遺伝子との関係性が深いことが研究で分かってきました。早期治療、早期予防のためにも一度遺伝子検査をしてみてはいかがでしょうか。
強度近視になりやすい生活習慣と予防方法
強度近視を何もせずに放置したままでいると、前の項で述べた症状の他にも
などを引き起こし、最悪の場合、失明することもあります。
そうならないためにも、日々の生活習慣を一度見直しましょう。
スマートフォンやタブレットの使用時間を減らしたり、長時間使用しなければならない場合は、瞳を休める休憩時間を作りましょう。
医師から点眼薬を処方してもらうのも良いでしょう。
ドラッグストアでの購入もできますが、不適切な目薬を選んでしまうとドライアイを引き起こしてしまう可能性があるので注意してください。
強度近視と遺伝子検査
遺伝子検査をして自分の瞳について知ることは、将来への投資でもあります。
健康的で明るい毎日を過ごすため、そしていつまでも美しい世界をその瞳で見つめていくために、Mypediaの遺伝子検査キットをぜひ一度お試しください。
また、大人だけでなく大切なお子様も検査可能です。
健やかで美しい日々を、大切な人たちと見つめ合い、笑顔で過ごすためのお手伝いをさせてください。
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自分のかかりやすい病気を知り、
普段の生活から改善することが大切です。
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